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入試情報 建学の精神・教育目標・アドミッションポリシー

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    千葉工業大学 アドミッションポリシー

    千葉工業大学が求める学生

    本学の建学の精神及び教育目標等に示す教育基本理念を理解し、本学の教育研究に強い関心を持ち、自らを向上させ技術者としての知識を身につけようとする意欲あふれる学生、高度な専門知識と豊かな教養を兼ね備えた技術者に成長できる資質を持った学生を求めています。
    上記に賛同し、本学への入学を志望する人は、高等学校等において以下の能力等を身につけておくことが望まれます。

    • 高等学校段階における基礎的な学力(数学・英語・理科・国語)が身についているか
    • 基礎的な知識を持ち、課題を解決するための思考力・判断力・表現力はあるか
    • 主体的に学習に取り組み、最後まで粘り強く達成する姿勢があるか

    選抜方法の趣旨

    一般選抜

    本学独自入学試験(A日程・SA日程・B日程・SB日程・C日程)

    区分 評価方法
    A日程 個別学力試験「数学・英語・理科・国語」による客観問題や一部記述問題および調査書などにより学力の三要素を測る。
    ※タイプⅠは「数学・英語・理科」。ただし、創造工学部デザイン科学科と社会システム科学部に出願が限られる場合は「数学・英語・理科」または「数学・英語・国語」のどちらかを選択できる。
    ※タイプⅡは「数学・理科」。英語外部試験(資格または検定試験)で基準以上のスコアを保持していることを出願要件とし、本学独自試験の英語は免除。
    SA日程 個別学力試験「数学」および大学入学共通テスト「数学」による客観問題および調査書などにより学力の三要素を測る。
    B日程 個別学力試験「数学・理科」による客観問題や英語および調査書などにより学力の三要素を測る。
    ※タイプⅠは「数学・理科」、タイプⅡは「数学・英語」。英語の本学独自試験はなく、大学入学共通テスト(外国語の英語)か英語外部試験(資格または検定試験)の換算点のどちらか高得点を合格判定に用いる。
    SB日程 個別学力試験「数学と国語の総合問題」による客観問題および調査書などにより学力の三要素を測る。数学と国語の総合問題は、与えられる文章や資料(図表等を含む)を読み解く力、論理的に思考する力、数学的な知識に基づき処理する力を問う。
    C日程 個別学力試験「数学・理科」による客観問題や英語および調査書などにより学力の三要素を測る。
    ※タイプⅠは「数学・理科」または「数学・アドバンス数学」のどちらかを選択できる。
    ※タイプⅡは「数学・英語」。英語の本学独自試験はなく、英語外部試験(資格または検定試験)の換算点を合格判定に用いる。
    区分 評価方法
    前期・中期・後期 大学入学共通テストによる客観問題および調査書などにより学力の三要素を測る。
    ※英語外部試験(資格または検定試験)のスコアを採点対象とすることができる。
    数学 「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学A(場合の数と確率・図形の性質)」「数学B(数列・ベクトル)」
    ※C日程入学試験の選択科目『アドバンス数学』のみ、「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A(場合の数と確率・整数の性質・図形の性質)」「数学B(数列・ベクトル)」
    理科 物理:「物理基礎」「物理」、化学:「化学基礎」「化学」、生物:「生物基礎」「生物」
    国語 「国語総合(古文・漢文を除く)」
    総合問題 「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学A(場合の数と確率・図形の性質)」「数学B(数列・ベクトル)」「国語総合(古文・漢文を除く)」

    大学入学共通テスト利用入学試験(前期・中期・後期)

    区分 評価方法
    前期・中期・後期 大学入学共通テストによる客観問題および調査書などにより学力の三要素を測る。
    ※英語外部試験(資格または検定試験)のスコアを採点対象とすることができる。

    総合型・学校推薦型選抜

    総合型(デジタルイノベーター発掘)選抜

    選抜方法:自己評価・志望理由書、調査書、(事前学習課題)、課題演習、面接
    ※自己PRとして、英語外部試験(資格または検定試験)のスコア認定証、情報系資格試験の結果などの写しを提出できる

    評価方法
    調査書などにより「知識・技能」、自己評価・志望理由書、課題演習により「思考力・判断力・表現力」、面接により「主体性・多様性・協働性」を評価する。

    総合型(創造)選抜

    選抜方法:自己評価・志望理由書、調査書、課題演習、面接
    ※自己PRとして、英語外部試験(資格または検定試験)のスコア認定証などの写しを提出できる

    評価方法
    調査書などにより「知識・技能」、自己評価・志望理由書、課題演習により「思考力・判断力・表現力」、面接により「主体性・多様性・協働性」を評価する。

    学校推薦型選抜(指定校制)

    • 各学科で学べることを十分に確認した上で、志望理由を明確に説明できるか
    • 学力試験では測れない能力や活動経験があるか
    出願条件 評価方法
    各高校に問い合わせ 調査書などにより「知識・技能」、小論文により「思考力・判断力・表現力」、面接により「主体性・多様性・協働性」を評価する。

    学校推薦型選抜(公募制)

    • 各学科で学べることを十分に確認した上で、志望理由を明確に説明できるか
    • 学力試験では測れない能力や活動経験があるか
    学部 出願条件 評価方法
    工学部
    創造工学部
    先進工学部
    情報変革科学部
    数学・英語・理科の3教科の評定平均値が3.3以上 調査書などにより「知識・技能」、読解力テストにより「思考力・判断力・表現力」、面接により「主体性・多様性・協働性」を評価する。
    未来変革科学部 数学・英語・理科または数学・英語・国語の3教科の評定平均値が3.3以上

    学校推薦型選抜(専門高校)

    • 高等学校段階における専門学科・総合学科で学んだ基礎的な知識や技術が身についているか
    • 学力試験では測れない能力や活動経験があるか
    学部 出願条件 評価方法
    工学部
    創造工学部
    先進工学部
    情報変革科学部
    数学・英語・理科・専門の4教科の評定平均値が3.5以上 調査書などにより「知識・技能」、読解力テストにより「思考力・判断力・表現力」、面接により「主体性・多様性・協働性」を評価する。
    未来変革科学部 数学・英語・理科・専門または数学・英語・国語・専門の4教科の評定平均値が3.5以上

    学部・学科のアドミッションポリシー

    工学部

    工学部は、社会とりわけ産業界の工学分野および工学の研究領域において、本学の建学の精神である「世界文化に技術で貢献する」人材を育成します。その人材の資質とは、自然科学の基礎学力に裏付けられた工学分野の専門知識と基礎技術を有し、技術者として必要な教養を身につけていることです。学んだ専門知識と技術を活用して工学的観点から問題を解決する能力を身につけていること、さらに自ら継続的に学習する姿勢を持つことも必要です。また、思考・判断のプロセスを説明するためのプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、グループでの共同作業を適確に実行し、協力関係をつくり上げていく能力もなくてはなりません。それらを形成するとともに、専門技術者として倫理観を持ち、社会的責任を果たせる人材を社会へと送り出します。

    〈求める学生像〉

    • 理数系科目の基礎学力を身につけている人
    • わが国を支える工学の基盤分野に挑む意欲を持った人
    • 工学分野のものづくりやシステムづくりに興味がある人

    機械工学科

    機械工学科は、機械技術を活用して人間生活の利便性と生活の質を向上させ、社会や産業の健全な発展に貢献できる人材を育成します。そのため本学科では、人間、社会、自然に対する理解を深めながら、機械工学に関する基礎的な知識と技術を修得させます。さらに、学んだ知識と技術に基づき、様々な課題を合理的に解決する際に必要な応用力、思考力、判断力、計画性、主体性、加えてものづくりのための創造的な能力や実践的な知識と技術を体得させます。また、思考や判断の根拠と過程を説明できる発表能力、文書作成能力、コミュニケーション能力、及び機械技術者として社会や環境に与える影響を考え、倫理観や多様な人々と協働できる人間性を養うとともに、これらの知識や技術、能力を向上させるために継続して学ぶことができる姿勢を培います。

    〈求める学生像〉

    • 自然科学の基礎学力となる理数系科目の基礎知識を修得した人
    • 機械工学に関する技術に強い興味を持ち、その基礎及び専門知識の修得に意欲的に取り組むことができる人
    • 機械工学を通して社会に貢献できる能力の修得を目指す人

    機械電子創成工学科

    機械電子創成工学科は、機械工学や電子工学の専門知識を応用して人間生活の利便性と生活の質の向上を図り、地域社会や地域産業の発展に貢献することができる人材を育成します。そのため本学科では、自然科学の基礎学力に裏付けられた機械工学と電子工学に関する専門基礎知識と基礎技術を身につけ、技術者として必要な教養を備えることのできる教育を行います。また、機械電子技術及び、その製品やシステムを創成するためには、それらの諸問題を主体的かつ合理的に解決する能力を身につけ、専門知識や技術を自ら継続的に学習する姿勢が必要です。自らの思考・判断のプロセスを説明するためのプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、グループでの共同作業を適確に実行し、協力関係をつくり上げていく能力もなくてはなりません。それらを形成したうえで、さらに専門技術者として守るべき倫理を理解し、社会的責任を果たせる人材を社会へと送り出します。

    〈求める学生像〉

    • 理数系科目の基礎学力を身につけている人
    • 機械工学や電子工学に強い興味を持ち、両者の融合技術に可能性を感じる人
    • 新しいものづくりやシステム創成を通して社会への貢献を目指す人

    先端材料工学科

    先端材料工学科は、本学の建学の精神「世界文化に技術で貢献する」のもと、材料開発と循環型ものづくりの技術で社会に貢献できる人材を育成します。そのため、自然科学の基礎学力に裏付けられた材料工学分野での専門基礎知識と基礎技術を身につけ、専門的な観点から材料の設計・開発または材料製造・リサイクルに関して、継続的に問題解決と共同作業を実行できる力を養成します。また、自らの思考・判断のプロセスを説明するためのコミュニケーション力やプレゼンテーション力を培うとともに、社会的・技術的な教養を重視し、専門技術者としての守るべき倫理や社会的責任への深い理解を促します。

    〈求める学生像〉

    • 材料工学の基礎となる科学技術分野に強い関心を持った人
    • 循環型ものづくりに必要な材料リサイクル技術に興味がある人
    • 材料系エンジニアとして各種産業分野で活躍を目指す人
    • 未来の社会を動かすような新しい材料技術の探求に情熱を傾けられる人

    電気電子工学科

    電気電子工学科は、電気電子工学分野の国際的な動向や社会的意義に関心を持ち、その分野における新たな創造や課題解決に向けて主体的に取り組むことができる人材を育成します。そのため本学科では、数学や物理学等の基礎知識と実験技術をベースに、電気電子工学分野に関する一般的な基礎知識及び専門知識を身につけ、活用する力を養います。また、電気電子工学に関する実験を遂行し、得られたデータを解析・考察したうえで、論理的に説明する力を培います。また、自分自身の考えや意見を明確に表現し、他者と協調して問題解決に取り組む力や、自然、社会、文化などに対する幅広い教養を身につけ、電気電子工学分野の社会や環境に対する影響について倫理観を持って判断できる素養を育みます。

    〈求める学生像〉

    • 数学、理科、英語などの基礎学力を持った人
    • 国際的視野を持ち、社会の抱える問題解決に対し深い興味があり、将来、電気電子工学の分野で活躍することに意欲的な人
    • 電気電子工学に関連する課題に向けて積極的に取り組み、柔軟かつ創造的に対応できる技術者を目指す人
    • 自分の考えを明解かつ論理的に表現できるコミュニケーション能力を持った人

    情報通信システム工学科

    情報通信システム工学科は、通信ネットワーク、無線通信、計測等の情報通信分野における、開発、設計、運用に携わる技術者、研究者を育成します。そのため本学科では、情報通信の基盤となる数学と物理の基礎を固めたうえで、情報通信工学に関する専門知識を学び、社会基盤である情報通信システムの原理と管理のしかたを理解し、社会からの通信技術への要求に応えて問題解決を提案できる力を養います。さらに国際社会で活躍するために、外国語や人文社会科学を含む幅広い教養と、自分の考えを論理的に整理し、他人に正しく伝え、議論する力、そして自ら問題を見つけ、それを解決する手段を論理的かつ計画的に考える力を培います。

    〈求める学生像〉

    • 高校卒業程度の数学及び物理学を修め、広く応用できる人
    • 論理的に考えることができ、高校卒業程度の英語と、日本語によるコミュニケーションが十分に行える人
    • 情報通信システム及びコンピュータシステムに興味を持ち、これを積極的に学ぶ意思がある人
    • 様々な分野に関心を持ち、情報通信分野における新しい価値を創造する意思がある人

    応用化学科

    応用化学科は、化学には人類が直面する物質、生命、環境およびエネルギーなど、諸課題の解決を目指す、科学技術全般の発展を支える役割があると考えています。そのため本学科では、広く自然科学の基礎知識と実験技術を修得させるとともに、人文社会科学も含めた幅広い教養を統合的に活用することができる力を養います。そのうえで化学に関する基幹的な専門知識と実験技術を身につけ、応用化学分野の課題に計画的かつ意欲的に取り組む学びへとつなげます。さらに、そこから得られた成果を論理的に文章にまとめて発表や討議する経験を通して、次世代の課題解決に必要な思考力・判断力・表現力を身につけた人材を育成します。同時に、化学技術者として社会に貢献する意識を持ち、高い倫理観と安全意識のもとに行動し、主体的に多様な人々と協調して物事に取り組むことができる姿勢を培います。

    〈求める学生像〉

    • 化学の幅広い基盤知識と応用技術に対して高い勉学意識と修得意欲を持った人
    • 実験・実習やゼミナール・卒業研究を通して、高度で創造的な“化学知”を身につけることを望む人
    • 激しく変化し続ける高度技術社会のニーズに柔軟に応えることができる、次世代の化学技術者・研究者を志す人

    創造工学部

    創造工学部は、都市計画、建築・空間設計、インテリア設計、製品デザインなど、創造性を要する工学分野及びその学際的領域において世界文化に貢献する人材を育成します。その人材の資質とは、技術・計画・設計やデザインの融合による創造工学に関する基礎的な知識・技能と提案力を持っていることだと考えています。人文科学・社会科学・自然科学の主要分野の基盤となる教養を身につけ、それらを創造工学に関する知識・技能に結び付けて考える能力も必要です。将来、課題解決に必要な基礎的な専門知識・技能を修得するため、自ら恒常的に学習する習慣も欠かせません。また、思考・判断のプロセスを論理的に説明するためのプレゼンテーション能力、さらにそれらをグローバルな局面で創造的に活用できる能力、 グループでの共同作業を適確に実行し、協力関係をつくり上げていくコミュニケーション能力も重視しています。それらを形成するとともに、専門技術者として倫理観を持ち、社会的責任を果たせる人材を社会へと送り出します。

    〈求める学生像〉

    • 理数系科目の基礎学力を身につけている人
    • 技術・計画・設計やデザインの融合による、創造的な工学領域に興味がある人
    • ものづくり・仕組みづくり・空間づくり・都市づくりにおいて、創造力にあふれた新しいデザインを提案したいと望む人

    建築学科

    建築学科は、自然科学・社会科学・人文科学等の幅広い知識と芸術的感性を基に、科学技術を創造的に応用する力を身につけ、快適で安全かつ持続可能な建築を主導的に創出できる、国際的な建築家や技術者を育成したいと考えています。そのため本学科では、自然科学・社会科学・人文科学全般にわたる幅広い知識と、建築学の各分野に関する基本的な知識と技術の修得を融合かつ両立させた教育を行います。また、現代社会における建築の持つ意義や役割の深い理解を促します。そのうえで、修得した知識や技術を応用し、快適で安全かつ持続可能な空間(建築空間、都市空間)を主導的に創出し、国際的に活躍する専門家(設計者や技術者)となり得る能力を養います。

    〈求める学生像〉

    • 建築学に強い関心を持ち、建築関連分野の職業を生涯の仕事として希望している人
    • 様々な分野に対して好奇心や探求心を持ち、発想力・分析力・論理的思考力・表現力及びデザイン力を地道に身につけていく熱意のある人
    • 豊かな人間力とコミュニケーション力を持ち、国際的視野に立って他者と協働できる人

    都市環境工学科

    都市環境工学科は、科学技術はもとより自然科学、社会科学、デザイン、倫理等の幅広い知識を基に、国内外における災害に強く持続可能な都市環境の創出・マネジメントに貢献できる専門家・技術者を育成したいと考えています。そのため本学科では、都市環境工学に関わる自然科学、社会科学等に立脚した基礎知識、基礎的技術を修得するとともに、都市環境工学を構成する各分野の専門的知識・技術を修得し、それらを現実の都市環境工学分野の問題と結びつけて考える、総合的学習を行います。また、長期的視点に立って、環境や社会と調和する社会インフラ、都市・地域の計画・設計ができ、その成果を他者にわかりやすく伝えることができる、創造的思考力を養います。

    〈求める学生像〉

    • まちや地域、都市環境の課題解決や今後の発展に興味を持ち、将来的に社会インフラ整備に携わる技術者、まちづくりプランナー、環境工学の専門家等を目指す人
    • 都市環境に関連する工学的な技術に強い関心を持ち、その分野の勉学に熱意あふれる人
    • 柔軟な発想力、論理的な思考力を高めていく意欲があり、他者とのコミュニケーションや協働を積極的に行うことのできる人

    デザイン科学科

    デザイン科学科は、歴史や文化、科学等、幅広い知識に基づいたものづくりやシステムづくりができるデザイナー、生活や社会に潜む問題を発見し、デザインの視点から解決できる専門家を育成したいと考えています。そのため本学科では、視野を広く持ち、問題に対して多様な視点から柔軟に取り組むための知識を修得させるとともに、既成概念にとらわれることなく自由な視点から問題を発見し、自ら解決へと導く能力を養います。また、思考・判断のプロセスを論理的に説明するためのプレゼンテーション力を持ち、身につけたデザインの知識と技術を、他者や他分野と共有・協働し、応用できる力を重視します。さらに未知の課題に対しても積極的に挑戦する態度を育みます。

    〈求める学生像〉

    • 人間生活全般に興味を持ち、新たな価値を提案するために必要な発想力・造形力・表現力・思考力等、デザインの基礎的な力を身につけることに意欲のある人
    • 常に問題意識を持ち、自分の考えを明解かつ論理的に表現することができ、他者との協働作業やコミュニケーションが円滑に行える人

    先進工学部

    先進工学部は、人間の生活における利便性を向上させ、工学分野における先進的な領域を開拓していく学際領域で、本学の建学の精神である「世界文化に技術で貢献する」人材を育成します。その人材の資質とは、工学分野での基礎的な知識と技術を有し、それを先進的領域や学際領域に応用する能力を身につけていることだと考えています。課題解決に必要な専門的知識や技術を修得するため、自ら継続的・論理的に学習する姿勢を持つことも必要です。また、科学技術の進歩やグローバル化等、時代の変化に応じた視野と総合的な知識や技術を応用して課題解決を図る能力も備えていなければなりません。自らの思考や判断のプロセスを論理的に説明できるプレゼンテーション能力、他者とのコミュニケーション能力、グループでの共同作業においてチームワークやリーダーシップを発揮し、実行できる能力を身につけていることも重要です。それらを形成したうえで、専門技術者として倫理観を持ち、社会的責任を果たせる人材を社会へと送り出します。

    〈求める学生像〉

    • 理数系科目の基礎学力を身につけている人
    • 工学の先進的領域や学際領域を学びたいという動機と意志を持った人
    • 特に生命科学・ロボティクス・知能メディア工学に強い興味がある人

    未来ロボティクス学科

    未来ロボティクス学科は、研究対象とする中心的な学問分野を「ロボティクス学分野」として、機械工学、電気工学、電子工学、情報工学、制御工学に関する基礎的・基本的な知識と技術を修得させます。ロボットに関する基本的な原理を理解させるとともに、人間の生活における利便性を向上させ、将来、ロボティクスの先進的な領域を開拓していく素養と実践的な能力を養成することにより、地域社会や地域産業に貢献し得る人材を育成します。

    〈求める学生像〉

    • 最先端のロボット研究・開発に挑み、社会や人の役に立ちたいと志す人
    • 機械・電子・情報等の基礎を幅広く学び、実習・演習・研究・討論等の実践に熱意と向上心を持って取り組める人
    • 数学や物理学を駆使した科学的、工学的な考察に基づき、的確な作業や行動ができる人

    生命科学科

    生命科学科は、研究対象とする中心的な学問分野を「生命科学分野」として、生命科学に関する基礎的・基本的な知識と技術を修得させます。あわせて現代社会における生命科学の意義や役割を理解させるとともに、生命現象や利用技術の諸問題を主体的、合理的に、かつ倫理観を持って解決し、将来、生命科学の先進的な領域を開拓していく素養と実践的な能力を養成することにより、地域社会や地域産業に貢献し得る人材を育成します。

    〈求める学生像〉

    • 生命やそれを取り巻く環境に興味のある人
    • 生命活動の仕組み、人間の疾患治療や健康増進、生命の持続的発展に対して勉学の意欲を持った人
    • 将来の生命科学分野の研究・技術開発の発展への貢献とその指導的役割を目指す人

    知能メディア工学科

    知能メディア工学は、教育、研究の対象とする中心的な学問分野を「メディア工学分野」として、メディア情報処理に関する基礎的・基本的な知識と技術を修得させます。さらに、音響、画像、人工知能、情報デザイン等の基礎と応用についての理解を通して、人間生活の利便性を向上させ、メディア工学の先進的な領域を開拓していく素養と実践的な能力を養成することにより、社会や産業に貢献し得る人材を育成します。

    〈求める学生像〉

    • 「音響・ 映像」「人工知能」「情報デザイン」に関わる分野に興味がある人
    • イノベーション(刷新)を通して、社会や産業の発展に貢献する意欲を持った人
    • 思考・判断のプロセスを論理的に説明し、共同作業を円滑に進めることができる人

    情報変革科学部(2024.4~)

    情報変革科学部は最先端のサイバー✕フィジカル社会を支える情報科学の基盤技術や応用技術について、ハードウェアとソフトウェアの両面からアプローチし、変化の激しい世界での情報通信技術を設計・開発できる人材を育成します。自ら学習を継続する能力・論理的思考力・課題解決力・コミュニケーション力・豊かな人間力・国際感覚と教養を備え、専門技術者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解し、情報に関する科学的な見方や考え方を基盤として、情報技術に関する専門知識や技術を習得し、情報社会の分野において世界文化に貢献し得る人材を養成します。

    〈求める学生像〉

    • 最先端の情報科学の基盤技術や応用技術に興味のある人
    • 社会の様々な課題に情報処理の技術で貢献したい人
    • 変化の激しい情報処理分野で継続的に技術を身につける強い意志を持った人

    情報工学科

    情報工学科は、情報工学分野のソフトウェア領域及びハードウェア領域の知識をもとに、目的に応じた情報処理システムを設計・構築することができる人材を育成します。通信、ネットワーク、画像・音響等のマルチメディア、人工知能など、情報工学分野における先端的な応用技術についての知識を身につけることにより、情報工学分野の技術に関して、複数の解決手法が想定される、あるいは解決手法が明らかでない工学上の問題を発見し、解決のための計画を立案できる力や、その計画に基づいて情報処理システムを設計・構築したうえで総合的な評価ができる力を養います。また、技術的な内容について他の専門家、あるいは技術者でない人とも論理的に議論を行い、協調して問題解決を図ることができる素養を培います。

    〈求める学生像〉

    • ソフトウェアに関して「使う」ことよりも「作る」ことに興味のある人
    • ソフトウェアの基盤となるハードウェアやネットワークの技術にも学習意欲のある人
    • 自ら手を動かし、分析、考案、設計することに熱意を持った人

    認知情報科学科

    認知機能と情報技術に関する基礎的な技術を基盤として、それらを実社会で実用化するための実践的な能力を有し、認知機能を科学的・実証的に考察し、その成果を情報科学の変革に活かすことをできる人材を育成します。デジタル技術を通じてヒト・モノ・サービスが有機的に結び付いた高度デジタル社会の実現に向けて、情報科学と認知科学の両面からコンピュータの仕組みと人間の仕組み、またそれらの関わりについて網羅的に学習することにより、ICTと人間の学際的視野で未来を創り出す力を身につけます。

    〈求める学生像〉

    • ソフトウェアと人間の双方の仕組みと関わりに強い興味のある人
    • 周囲の人々と協力してプロジェクトを進めることに意欲のある人
    • 幅広い視野で考え、自ら手を動かし、積極的に問題に取り組める人

    高度応用情報科学科

    高度応用情報科学科では、情報科学の基礎研究を通じて得られた理論や技術を高度情報化社会に向けて創造的に応用できる能力を有して、情報科学を科学的・実証的に考究し、その成果を情報科学の変革に活かすことのできる人材を養成します。新しい高度な応用情報技術の実現に向けて、現実世界と仮想世界を縦横無尽に行き来し、我々の生活を抜本的に変えてしまうようなサイバー✕フィジカル社会の創造を目指します。

    〈求める学生像〉

    • サイバー✕フィジカル社会の実現に貢献したい人
    • 人々の豊かな生活の創造・実現に貢献したい人
    • 未来志向、自主的な思考・発想・実行のある人

    情報科学部(~2024.3)

    情報科学部は、情報システム、ネットワーク、メディア処理等、多様な情報処理分野において、本学の建学の精神である「世界文化に技術で貢献する」人材を育成します。その人材の資質とは、情報科学分野の基礎的な知識と技術を有し、確かな理論に基づいて応用できることだと考えています。高度情報化とグローバル化が進展し続ける中で、情報処理分野の新たな課題に対し、自ら問題解決策を見出す能力が求められます。そのためには、学んだ専門的知識や技術を基に、さらに自ら継続的・論理的に学習する姿勢を持つことが必要です。また、思考・判断のプロセスを説明するためのプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、グループでの共同作業を適確に実行し、協力関係をつくり上げていく能力もなくてはなりません。それらを形成するとともに、専門技術者として倫理観を持ち、社会的責任を果たせる人材を社会へと送り出します。

    〈求める学生像〉

    • 情報システム、ネットワーク、メディア処理等、情報処理の技術に興味のある人
    • 社会の様々な課題に情報処理の技術で貢献したい人
    • 変化の激しい情報処理分野で継続的に技術を身につける強い意志を持った人

    情報工学科

    情報工学科は、情報工学分野のソフトウェア領域及びハードウェア領域の知識をもとに、目的に応じた情報処理システムを設計・構築することができる人材を育成します。通信、ネットワーク、画像・音響等のマルチメディア、人工知能など、情報工学分野における先端的な応用技術についての知識を身につけることにより、情報工学分野の技術に関して、複数の解決手法が想定される、あるいは解決手法が明らかでない工学上の問題を発見し、解決のための計画を立案できる力や、その計画に基づいて情報処理システムを設計・構築したうえで総合的な評価ができる力を養います。また、技術的な内容について他の専門家、あるいは技術者でない人とも論理的に議論を行い、協調して問題解決を図ることができる素養を培います。

    〈求める学生像〉

    • ソフトウェアに関して「使う」ことよりも「作る」ことに興味のある人
    • ソフトウェアの基盤となるハードウェアやネットワークの技術にも学習意欲のある人
    • 自ら手を動かし、分析、考案、設計することに熱意を持った人

    情報ネットワーク学科

    情報ネットワーク学科は、技術進歩とグローバル化が急激に進む多様なICT分野に柔軟に対応できる問題解決能力や技術を身につけた人材を育成します。そのため本学科では、コンピュータのソフトウェア技術に関する基礎知識に加え、ネットワークの開発や整備に必要とされる知識や技術、またネットワーク上に流通するディジタルコンテンツの開発・運用に必要とされる知識や技術を修得させます。さらにソフトウェア、コンピュータネットワーク及びディジタルコンテンツに関する知識・技術を偏りなく修得することにより、技術進歩の激しいICT領域において、柔軟に対応できる多様な問題解決能力と技術力を身につけることができます。

    〈求める学生像〉

    • 次世代の高度情報化社会において、人々の豊かな生活の創造・実現に貢献したい人
    • ネットワークの構築・管理技術、情報システムの開発技術、音響・画像等のメディア科学に強い興味や関心がある人
    • 未来志向を持って自主的に思考・発想・実行し、何事にも積極的に取り組む意欲的な人

    未来変革科学部(2024.4~)

    未来変革科学部では、自ら学習を継続する能力・論理的思考力・課題解決力・コミュニケーション力・豊かな人間力・国際感覚と教養を備え、専門技術者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解し、経営活動に関する科学的な見方や考え方を基盤として、様々な状況に対応できる知識と技術を習得し、経済社会の分野において世界文化に貢献し得る人材を養成します。

    〈求める学生像〉

    • 新しいことにチャレンジしたい、自分の可能性を高めたいという意欲を持った人
    • 社会変革・社会貢献したい人
    • 高等学校段階までの基礎学力及び高い倫理観と豊かな人間性を身につけている人

    デジタル変革科学科

    デジタル変革科学科では、デジタル技術に関する基礎的な知識とその技術を基盤として、それらを現場で活用できる実践的な能力を有し、デジタル技術を科学的・実証的に考究することで、その成果を経済社会の変革に活かすことのできる人材を養成します。データとデジタル技術を活用し、得られた最先端の知識・能力を駆使して社会やビジネスの変革を探る力を養います。

    〈求める学生像〉

    • 問題を発見し、解決策を粘り強く考え、改善目標に向けて継続的に努力できる人
    • チームで仕事を円滑に進めるためのリーダーシップやコミュニケーション能力を身につけたい人
    • データとデジタル技術を活用して、将来起業したり社会やビジネスを変革したい人

    経営デザイン科学科

    経営デザイン科学科では、経営活動の効率化に関する基礎的な知識と技術を基盤として、それらを現場で活用できる実践的な能力を有して、経営効率を科学的・実証的に考究し、その成果を経営実践の変革に活かすことのできる人材を養成する。最先端のデジタル技術を駆使し、持続可能社会の課題解決方法を探る力を養います。

    〈求める学生像〉

    • 将来、さまざまな場所で活かせる能力を身につけたい人
    • 総合的な思考ができるマネジメント能力を身につけたい人
    • 自分の可能性を高めたいという意欲を持った人

    社会システム科学部(~2024.3)

    社会システム科学部は、システム科学、経営工学、社会科学、情報工学等の分野横断的な学問領域で、本学の建学の精神である「世界文化に技術で貢献する」人材を育成します。その人材の資質とは、社会システムやマネジメント問題を分析・評価・管理するために必要な基礎的知識と、専門知識や技術を総合的に応用し、人的資源、物的資源、財政資源(資金)、技術・情報資源を効果的に活用して問題を解決する基礎能力を身につけていることだと考えています。また、問題解決に必要な専門知識や技術を修得するため、自ら継続的に学習する姿勢を持つことも必要です。国内外の技術的情報を収集・活用するとともに、自らの思考・判断のプロセスを説明するためのプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、グループでの共同作業を適確に実行し、協力関係をつくり上げていく能力もなくてはなりません。それらを形成したうえで、専門技術者として倫理観を持ち、社会的責任を果たせる人材を社会へと送り出します。

    〈求める学生像〉

    • 高等学校段階までの基礎学力及び高い倫理観と豊かな人間性を身につけている人
    • 企業経営、組織運営、金融経済等の社会システムに興味を持ち、科学的手法を修得したい人
    • グローバルな視点から社会システムの変革に貢献することに意欲のある人

    経営情報科学科

    現代のビジネス社会では、絶えず、新しい製品、サービス、生産方法、市場、組織の創造などのイノベーション(刷新)が必要不可欠です。経営情報科学科は、「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」などの経営資源を総合的かつ効率的に活用し、様々な問題解決に向けた意思決定ができるマネジメント能力を身につけた人材を育成します。そのために、経営、管理手法、システム設計、管理技術、経営情報分析、活用技術等、経営工学の基本的な考え方や手法を修得し、それらを自在に駆使して産業や社会のシステムにおける問題を発見し、解決策を導き出すことのできる実行力を養います。また、社会、人間、環境に対して深い理解を促すことも重視しています。

    〈求める学生像〉

    • 将来、様々な場所で生かせる能力を身につけたい人
    • 総合的な思考ができるマネジメント能力を身につけたい人
    • 自分の可能性を高めたいという意欲を持った人

    プロジェクトマネジメント学科

    国際化が著しい企業では、戦略的なプロジェクトを計画・管理し、成功へと導くことのできるリーダーを求めています。リーダーには、人、物、資金、情報、知的資源などを駆使して、問題を発見し、解決するマネジメント力が欠かせません。プロジェクトマネジメント学科は、コンピュータ利用能力、コミュニケーション能力を基礎に、グローバル化したビジネス社会に対応できる総合的な分析能力と問題発見・解決力などの幅広いマネジメント能力を育成します。さらに、プロジェクトの計画と運用を中心とした専門知識と実践的な技術及びシステムとして取りまとめる能力を養います。

    〈求める学生像〉

    • 新製品や情報システム開発等の様々なものづくりに興味がある人
    • 多分野の専門家が知恵を結集する戦略的なプロジェクトに取り組んでみたい人
    • 企画や創造的な仕事に興味があり、高い学習意欲を持った人

    金融・経営リスク科学科

    「安全・安心で質の高い生活のできる国」の実現のために、リスクマネジメントの専門家が必要とされています。金融・経営リスク科学科は、企業活動や日常生活におけるリスクを最小限に抑えるリスクマネジメント手法を学び、広い視野を持つことによって、見落としがちなリスクを発見できる基礎知識を持った人材を育成します。様々な視点から解決の糸口を見つけるために、金融、情報、生産、生活の4分野を設けて、企業活動や日常生活におけるリスクを最小限に抑えるリスクマネジメントの手法を身につけます。リスクマネジメントにおける問題を発見し、解決策を導き出す能力と、実行するコミュニケーション能力を養います。

    〈求める学生像〉

    • 金融、情報、生産、生活におけるリスク管理に興味がある人
    • リスクをチャンスに変えるという意識を持ち、自ら考え行動できる人
    • リスク対策を通して快適な社会づくりに貢献しようという志を持った人